@article{oai:kaetsu.repo.nii.ac.jp:00000258, author = {野口, 美咲 and ノグチ, ミサキ and Noguchi, Misaki}, issue = {1}, journal = {嘉悦大学研究論集}, month = {Oct}, note = {P(論文), 本稿の目的は、形式が同じであるにもかかわらず、相互の関連性が認められないものとして扱われてきた言語現象を認知言語学的に捉えなおし、両者が意味のネットワークで結びついているということを明らかにすることにある。そのため、表現(形式)と意味の関係、特定の語が表す意味や用法のネットワークを提示しようと試みている。研究対象は英語の進行相であるが、完了相、使役表現、受動態、単純現在時制、単純過去時制、分詞の形容詞的用法などとの関連性も明らかにされる。言語の相というものは、特定の場面の性質ではなく、あくまでもその場面を解釈する者にとって、どのような意味を持つのかによって決まる。従って、進行表現に至るまでの解釈者の事態の捉え方を明らかにし、さらには文脈における進行表現の持つ効果を提示することによって、より豊かな解釈へとつなげてゆくことが可能であると思われる。言語の形式と意味とを考察する際には、それが用いられる文脈を抜きにしては、議論を進めることができない。本稿ではArthur Conan Doyle の短編 `The Dancing Men' を取り上げ、実際の進行表現の使用を観察し、文学的効果を考察している。進行表現を使用することによって、反復して起こることがらに対する話者の苛立ちや軽蔑の気持ちを表現したり、動作性を強調することによって静と動の対比を顕著に表現したり、描写する状況を鮮明にし、読者に臨場感や現実味を感じさせることにつながったりしていることが明らかになった。}, pages = {101--137}, title = {英語の進行表現について}, volume = {52}, year = {2009} }