@article{oai:kaetsu.repo.nii.ac.jp:00000087, author = {嘉悦, 康太 and カエツ, コウタ and Kaetsu, Kohta}, issue = {1}, journal = {嘉悦大学研究論集}, month = {Oct}, note = {P(論文), 本稿では1990年春に慶應義塾大学が湘南藤沢に開設した総合政策・環境情報という「双子」の新設学部(以下SFC i.e. Shonan Fujisawa Campus)の第一期生として入学して以来の、私自身の総合政策学部での4年間のSFCにおける学習・研究活動を振り返る。本稿の記述を通じて明らかにしたいのは、1)自身の実体験をケースに、SFCという一つの知的環境の中で、当時どのような学問トレーニングが課せられまた消化されたか、2)多くの選択肢のうちから、自らの学習・研究活動の「柱」ともういうべき指針を形成していく間の過程とはどのようなものであったか、3)その柱に沿った学習活動の過程で、SFCのソフト・ハード両面の資源がどの程度まで有効活用されていたか、以上三点である。そして、これらの観点から自己の受けたアカデミック・トレーニングを評価するケーススタディを行う意図は、a)一個の学生とある高等教育機関の提供するカリキュラム間の相互作用を明らかにしていく過程で、このいわば「SFCメソッド」ともいうべきものを等身大のスケールでレポートすること、b)読者各位が、個々の観点から、本学においてもしばしば論じられている大学改革の文脈に落とし込み、ひいては本学におけるカリキュラム改変の議論の示唆となること、c)記述内容に共感を覚えた教員各位が必要に応じて「援用」できる教育メソッドのプロトタイプの一例を提供することなどである。}, pages = {211--229}, title = {私の「アカデミック・トレーニング」 : 学部編 (100周年記念号)}, volume = {46}, year = {2003} }