@article{oai:kaetsu.repo.nii.ac.jp:00000918, author = {劉, 暢 and 許, 栩}, issue = {2}, journal = {嘉悦大学研究論集, KAETSU UNIVERSITY RESEARCH REVIEW}, month = {Mar}, note = {P(論文), この課題研究の目的は、中央および地方政府による二重の産業政策の実施によって、「瀋陽金杯」の誕生、成長そして21世紀に入ってからの本格的な急成長のあり方の枠組みがいかに規定されたのかを究明することにある。その対象期間は、第2次世界大戦後から中国自動車産業が世界トップの座に着く2010年前後までのおよそ60年間とする。  本稿(その2)は、前稿(その1)の分析結果を踏まえ、その二重の産業政策が、2002年頃から「瀋陽金杯」ないし東北地域に対して、どのような影響を与えたのかという視点から、さらに進んで中国自動車産業政策および「東北振興戦略」の実施を取り上げる。検証の対象となる時期は21世紀に入ってから2010年前後までの約10年間である。  これまでの検証を通して、この約10年間こそは、「瀋陽金杯」の本格的な急成長の基盤とあり方の枠組みが明確にされた時期であることが確認された。その間、中央と地方政府と「瀋陽金杯」との三者の目的や利益の一致により、「瀋陽金杯」の成長の伸びが、最も速くかつ高くなり、またこの三者の「連動」によって、産業政策の効果が着実に上がったのである。}, pages = {1--22}, title = {中国における新興地方自動車メーカーの急成長 : 産業政策との関連を中心に(その2)}, volume = {60}, year = {2018} }