@article{oai:kaetsu.repo.nii.ac.jp:00000939, author = {宇田川, 拓雄}, issue = {2}, journal = {嘉悦大学研究論集, KAETSU UNIVERSITY RESEARCH REVIEW}, month = {Mar}, note = {P(論文), 準備不足学生とは大学教育をうける準備が十分でない学生のことで、中退する可能性が大きい。大卒資格は有利な職業へのパスポートであるため、学生にとって中退は何としても避けたい。大学も高い中退率を放置すると学生数の減少と大学の評判低下を招き経営に支障を来す。効果的な中退対策が学生にも大学にも是非必要である。中退の理由は経済的理由、進路変更、学業不振など様々だが、本稿では政府の高等教育政策や大学の経営管理運営レベルでは取り上げられることがない欠席の問題を論じたい。授業担当者にとって学生の欠席はなじみ深い出来事であり、欠席が成績低下や中退に至る例を数多く見ている。しかし学生が4年間無遅刻無欠席でいるのは現実的にはきわめて難しい。筆者は小規模な私立文系の非難関大学の授業の課題評価のデータから、学生が欠席による損失を人間関係のネットワークで穴埋めするスキルを持たずに入学してきた可能性があることを見いだした。そのような学生は準備不足学生と考えられる。欠席を防止し中退を減らすには人間関係対応のスキル不足を補うため、大学が人間関係のネットワーク作りを支援する仕組みを作ることが効果的である。}, pages = {51--68}, title = {高等教育における準備不足学生の教育に関する研究}, volume = {62}, year = {2020} }