@article{oai:kaetsu.repo.nii.ac.jp:00000945, author = {榎澤, 祐一}, issue = {1}, journal = {嘉悦大学研究論集, KAETSU UNIVERSITY RESEARCH REVIEW}, month = {Oct}, note = {P(論文), マーケティング論では他の学問分野の概念を援用することがあり、その1つに心理学のアタッチメント概念の援用がある。アタッチメント(attachment)は、Bowlby(1969/1976)による、母と乳幼児との関係の研究に基づくものであり、日本では「愛着」と訳されることが多い。マーケティング論では、このような主な養育者と子の間の絆を、企業ないしはブランドと消費者間の関係性に当てはめて、リレーションシップ・マーケティングを中心に援用してきたと共に、ポジティブな価値判断を含んで解釈している。  一方、心理学でのアタッチメント概念の研究の進展に伴い、アタッチメントと、日本語の「愛着」が示すような心が惹かれる感情状態との弁別性が指摘されている。そして、これら研究の成果としてアタッチメント・スタイルというパーソナリティ特性に関する尺度が作成されている。そこで、アタッチメント・スタイルを援用した12本の先行研究論文の特徴について、システマティックレビューの手法を用いた結果、消費者の社会的関係性を考慮した研究分野で援用されていることが明らかになった。これらを踏まえ、未知同士の多数の消費者が一同に介するエンタテインメント・イベントにおける、消費者相互作用の分析での援用の可能性を提案する。}, pages = {97--107}, title = {エンタテインメント・イベント消費者の分析におけるアタッチメント・スタイルの意義}, volume = {63}, year = {2020} }