@article{oai:kaetsu.repo.nii.ac.jp:00000946, author = {北垣, 郁雄}, issue = {1}, journal = {嘉悦大学研究論集, KAETSU UNIVERSITY RESEARCH REVIEW}, month = {Oct}, note = {P(論文), 本稿では、大学でなされる就職支援活動に関し、学生のキャリア形成に関する理論を構築する。そして、それに基づいて教材を開発する。そこでは、人間の成長を樹木の生長に見立ててキャリア形成の規範モデルを作成する。理論の構築のために、樹木生長の公理を定める。その公理は、存在、順序、均衡、可視、可測、相互作用、揺動の7つである。本稿では、これらの説明を行うとともに、“人間”に対応させてその意味を解釈する。  キャリア形成の教材開発を行うにあたっては、主に、均衡、可視、相互作用の公理を用いる。そこでは、キャリア形成を近未来と遠未来に分けて、それぞれ学生が行うキャリア形成課題を作成する。  近未来に向けた作業として、各学生は、簡単な日記を作る。その際、「行い」と「思い」という枠組を参照しつつ作文する。それをもとにして当該学生自身のキャリア形成の素材を求める。一方、遠未来に向けた作業として、長期の職業的目標を構想している場合は、その内容と職業的信念を記述するという方法を採る。  本稿では、樹木生長の公理に見立てたキャリア形成論理を樹木理論と呼ぶ。その樹木理論を説明するとともに、その論理下で組み立てた教材によるキャリア形成の実践例を報告する。}, pages = {109--121}, title = {キャリア形成の教材開発と実践 : 樹木理論の構成}, volume = {63}, year = {2020} }