@article{oai:kaetsu.repo.nii.ac.jp:00000947, author = {宇田川, 拓雄}, issue = {1}, journal = {嘉悦大学研究論集, KAETSU UNIVERSITY RESEARCH REVIEW}, month = {Oct}, note = {P(論文), プロミスプログラムとはアメリカの新しいタイプの奨学金で、コミュニティカレッジの授業料を無償とする。「プロミスプログラム」という1つの全国的な制度があるわけではなく、様々な大学無償化奨学金をまとめてプロミスプログラムと呼んでいる。この奨学金は典型的には対象地域に居住し、地元の高校を卒業した学生が地元のコミュニティカレッジに進学する場合、成績や家族収入による選抜なしで希望者全員に授業料と納入経費を給付する。経済的に苦しいが成績優秀な少数の学生を選抜して支援する従来型の奨学金とは全く異なるタイプの奨学金である。これは「希望者全員に高等教育を学ぶ機会を与えるべきだ」という理念の実現をめざす教育政策というよりは、高学歴人材を増やし、グローバル化の影響で衰退した地域を活性化させることを目的とする経済政策である。コミュニティカレッジには学力試験がない。プロミスプログラムで経済的障壁も除去され、希望者は誰でも大学で学べるというユニバーサル型高等教育が実現している。しかしコミュニティカレッジには学力が十分でない学生や、学習意欲が乏しい学生が多い。中退率も高いため、大学と大学教員にとっては有効な中退対策が喫緊の課題である。}, pages = {123--136}, title = {プロミスプログラム : アメリカ合衆国における大学授業料無償化政策}, volume = {63}, year = {2020} }