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日本航空再上場の課題
https://kaetsu.repo.nii.ac.jp/records/298
https://kaetsu.repo.nii.ac.jp/records/298d3ee4d35-a8c8-4300-8c29-f85aa3aec995
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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KJ00008503819 (545.9 kB)
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Item type | 紀要論文(ELS) / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||
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公開日 | 2013-03-20 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 日本航空再上場の課題 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | Japan Airlines Re-listing Problem | |||||
言語 | en | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 日本航空 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 全日本空輸 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 会社更生法 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 公的資金 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 企業再生支援機構 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 成田空港 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 羽田空港 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | LCC | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 競争環境 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 国際競争 | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||
ページ属性 | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | P(論文) | |||||
記事種別(日) | ||||||
値 | 研究論文 | |||||
記事種別(英) | ||||||
言語 | en | |||||
値 | Article | |||||
論文名よみ | ||||||
その他のタイトル | ニホン コウクウ サイ ジョウジョウ ノ カダイ | |||||
著者名(日) |
小野, 展克
× 小野, 展克 |
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著者名よみ |
オノ, ノブカツ
× オノ, ノブカツ |
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著者名(英) |
Ono, Nobukatsu
× Ono, Nobukatsu |
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著者所属(日) | ||||||
値 | 嘉悦大学ビジネス創造学部 | |||||
抄録(日) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | " 日本航空(JAL)は2010年1月に会社更生法を申請、経営破綻した。しかし、政府系の企業再生支援機構が3500億円を出資、政府系の金融機関である日本政策投資銀行などが6,000億円の融資を実行する体制を整えることで、収益力が急回復、破綻から2年8か月後の2012年9月には再上場を果たした。破綻からの復活劇の背景には、会社更生法の活用で、債務の大幅なカットや人員整理などを実現したことがある。会社更生法という武器がなければ一気に大型機材を償却することは難しかったし、地元自治体などとのしがらみの多い不採算路線の整理、これまで労使交渉の難題だったパイロットの給与カットにも乗り出せなかったであろう。一方で、政府系の企業再生支援機構からの手厚い資本支援で、新型の機材の購入なども可能になった。政府支援が鮮明だったこともあり、大きな顧客離れも起きず、業績は順調に回復した。 筆者は今回のJALの再生は二つの課題を残したことを指摘したい。 一つ目は、健全な競争環境を歪めた点である。日本国内の競争はJALと全日本空輸(ANA)という大手2社を中心に繰り広げられている。一方のJALだけが、会社更生法で債務をカット、政府による公的資金が注入され業績が急回復したのでは、公正な競争環境が維持されているとは言い難い。二つ目は、国際競争力の問題である。羽田空港や成田空港の発着枠の拡大で、日本発着の国際線の競争環境は激変している。絞り込んだサービスで格安運賃を提供するLCCの市場への参入が本格化する上、欧米、アジアの大手航空会社の参入も拡大する。政府支援によって敗者を復活させ、これまでの国内業界秩序を維持したことが、国際競争力の劣化を招く可能性が高い点も問題だと考える。" | |||||
雑誌書誌ID | ||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||
収録物識別子 | AA1171228X | |||||
書誌情報 |
嘉悦大学研究論集 巻 55, 号 2, p. 1-13, 発行日 2013-03-20 |